こんにちは。カズヤです。
将来何になりたいか分からない。でも就職しないといけない…
今の職場に不満があるから転職したい。でもやりたいことが分からない…
こういった疑問に答えます。
僕自身は、新卒で銀行に就職後、挫折し、広告会社に転職。
また、たくさんの副業を経て、現在は不動産投資にもチャレンジしています。
今までの選択に後悔はなく、本当にこの道を選んで良かったなと思えています。
✓もくじ
1.誰にも将来なんて分からない
2.失敗は悪いことではない
3.小さく失敗しよう
4.失敗をもとに自分の価値観を知ろう
5.早いうちに失敗しよう
6.自分に期待しないでいよう
1.誰にも将来なんて分からない
いきなり、タイトルと逆行してすみません。
でも、これが結論です。
やってみたことがなく、深く理解できた状態ではないのに、
それが自分の好きなことかどうかを判断できる方なんていません。
ゲームソフトが家電量販店に大量に並んでいるのを想像してみてください。
どのソフトもパッケージは魅力的で、面白そうな内容が書いてあります。
そんな時、YouTubeで動画を見たりしてから決める方もいるでしょう。
例を変えて、ファッションでいえば、自分の好きな芸能人が着ているかや
レビュー動画があがっているかなどをチェックするでしょう。
でも、結局最後は自分の直観に頼って、どれにするかを決めませんか?
そして、
- 実際にやってみたら面白かったり、面白くなかったり
- 着てみても、自分には似合ったり、似合わなかったり する。
就職や転職もこれと同じです。
何事もやってみないと分からないのです。
2.失敗は悪いことではない
まずやってみる。でも、それで上手くいかなかったら…?
今後も勝てる見込みがなければ、すぐに諦めて軌道修正すればいいです。
それだけです。
突然ですが、ここで、書籍の紹介をします。
為末 大さんの「諦める力」です。
為末さんは、世界選手権でメダルを獲得されたこともある元陸上競技選手です。
学生時代は短距離走者でしたが、
自身の適性を鑑みて400mハードルに転向して成功された方です。
この著書では、それまでの葛藤等を記してくださっています。
話を戻します。
以下、僕自身もこの著書から学んだことになります。
日本では、「諦める」ことに対してネガティヴなイメージが持たれがちですが、
「諦める=明らめる」
です。
「失敗とは自身の適性が明らかになること」なので、
ダメだと思ったら早いうちに撤退して、勝てる場所を探しましょう。
「今は結果が出なくとも、努力すれば必ず報われる」
日本ではこういった言葉がよく使われますが、これはただの美学です。
もし、仮にあなたがこの言葉をきっかけに努力を続け、また結果が出なかったとしても
この人達は責任を取ってくれません。
失敗→軌道修正 これを早いうちに繰り返すことが大切です。
3.小さく失敗しよう
「でも、就職や転職など、人生への影響度が大きいものは、そう簡単に失敗できない。」
そういった声も聞こえます。
確かに、その思いは凄く分かります。
僕自身も、転職の決断をした時は顔が真っ赤になって、
将来の不安に震えたのを覚えています。
「我慢しつつも、今の職場を続ける。」
「これが自分の天職なんだと思い込む。」
そういった選択肢もありかもしれません。
でも、今の職場を続けつつも、
興味のある仕事を試してみることはできないでしょうか。
- 日雇いのアルバイトをしてみる。
- その仕事に就いている人と出会い、話してみる。
- 仕事を手伝わせてもらう。
- オフィスをのぞかせてもらう。
- その仕事に関する本を読んでみる。
- 転職エージェントに相談してみる。
一見、そんなこと無理だよって思うかもしれません。
でも、全く未知の業界にいきなり転職するリスクと比較すると
これらの行動を起こすことには全くリスクを感じられません。
是非何か1つでいいので、小さく行動をしてみてください。
きっと気づきがあるはずです。
4.失敗をもとに自分の価値観を知ろう
これまで、主に「仕事」についてお話してきました。
もう少し枠を広げて「人生」について考えてみましょう。
人生の目的は絞りにくい。仕事さえうまくいけばいいと思っていたら、隣に幸せそうな家族を持っている人がいるとそれが羨ましくなる。ゆったりとした幸せを生きるのが幸せと思っていても、夢に燃えている人を見るとこんなことではいけないと焦る。幸福の基準を自分の内に持たない人は、幸福感も低くなりがちだ。」(諦める力/為末大)
これまでの話をもとに、仮に自分にあった仕事を見つけられたとしましょう。
でも、その時あなたはそれで幸せだと言えるでしょうか。
あなたが優先するものが
「仕事内容」「時間」「人間関係」「お金」「健康」etc. どれなのかは
実際に色々経験、失敗してみないと分かりません。
また、時と共に少しづつ変化するものでもあります。
ただ、これを早いうちに見つけられていれば、今後ぶれることが少なくなります。
「世の中の評価は移ろいやすく、褒めてくれていた人が手のひらを返したように冷たくなったり、貶しめていた人がいつのまにか持ち上げてくれていたりと、自分ではコントロールできない。だからこそ、自分の中に軸を持つことが大事なのだ。」(諦める力/為末大)
また、自分の価値観をしっかり理解していれば
- 「親が言ったから」
- 「あの人が褒めてくれたから」
- 「あの人に期待に応えたいから」
など、他人ありきの決断をせず、
自分に合った選択をするようになるので失敗もしづらくなります。
こういった人材は、強いです。
5.早いうちに失敗しよう
以上の話は、なるべく早い段階で経験できていると
今後の人生で迷うことが少なくなります。
今学生の方の場合は、様々なアルバイトやインターン、旅行にできるだけ触れて
社会人になるまでに自分の価値観を深堀してみてください。
また、現在社会人の方も、今からでも決して遅くはないので、行動してみてください。
確かに、年齢を重ねるに連れ、なかなか動きづらくなるのは事実。
しかし、上記の著書「死ぬ瞬間の5つの後悔/ブロニー・ウェア」にあるように
「自分の気持ちに正直に生きれば良かった」
と後悔する方が多いのも事実です。
「現状と後悔」をとるか、「リスクと納得感」をとるか、天秤にかけてみてください。
6.自分に期待しないでいよう
以上、たくさんのことを述べてきましたが、
実際に行動するとたくさん失敗して心が折れる時もあると思います。
しかし、そもそも自分に期待するのを辞めれば、どんな失敗もヘッチャラです。
期待値が低ければ低いほど、自由にチャレンジできる気がするからだ。
(諦める力/為末大)
かといって、リスクを取りすぎるのもダメです。頑張りすぎるのもダメです。
小さなリスクを取る行動をコツコツ重ねつつ、
「まぁどうせ失敗するだろう。失敗して無収入になっても実家に帰ったらいいや」
というぐらいの気持ちで行動しましょう。
それでは、さようなら。